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2023年流行の住宅とは?トレンドの間取りやスタイルについて

2023.08.05 技術・性能

洋服や食事、音楽などはその時代ごとの流行がありますが、同じように戸建て住宅にも流行のスタイルがあります。2023年以降に家を建てようと悩んでいたり、検討している方は現在流行している間取りや設備、インテリアをぜひ参考にしてみましょう。
この記事では、2023年から流行しつつある住宅のスタイルについて紹介します。
今後マイホームを建てる方は、ぜひ最新の流行をチェックしてみてください。

2023年現在、流行している住宅のスタイルを5つご紹介!

近年、多くの人に選ばれている間取りや住宅スタイルにはいくつかの特徴があります。中でも人気を集める要素5つについて詳しく見ていきましょう。

あえて平屋を選ぶ人が増加している

戸建て住宅といえばこれまでは2階建て、あるいは3階建てというスタイルが一般的でした。しかし最近では、あえて平屋の一戸建てを建てるケースが増えつつあります。

平家住宅の特徴
平家住宅の特徴
コスト面でお得
平屋の住宅には、2階建てや3階建ての住宅を建てるのに比べてコストがかかりにくいという特徴があります。建築費を抑えることができれば、その分インテリアや住宅の機能にお金をかけられます。
また、今後のライフプランを考えるときにも十分な余裕が生まれそうです。
しかし、平屋が人気を集める理由は単にコスト面でお得だからというだけではありません。
倒壊しにくい
地震大国と呼ばれる日本では、住宅が倒壊するような大地震もたびたび起こります。しかし、平屋住宅であれば上層階からの圧力がないため、地震が起きても住宅が倒壊しにくいのです。
少人数で住み場合にもおすすめ
近年の核家族化も平屋が流行している理由の1つに挙げられます。戸建て住宅の購入層といえばファミリー世帯というイメージがありますが、最近では単身者や夫婦2人暮らし、ひとり親世帯も増加しており、住宅のニーズが多様化しているのです。平屋住宅は少人数で済むのにちょうどいいことから、家族形態を問わず多くの人から注目を集めています。
また、必要以上に物を持たないミニマムな暮らしをする人が平屋住宅を選ぶケースもあります。コンパクトな平屋住宅は、必要最低限の持ち物のみで暮らしたい人にとってちょうどいいサイズといえそうです。

太陽光発電+電気自動車のセットが流行中

太陽光発電システムの導入例が増えているのも2023年の住宅の特徴です。
東京都の場合、新築住宅の太陽光パネル義務化条例の2025年施行が既に決まっています。東京都内以外でも、多くの方が太陽光発電システムに高い関心を寄せています。

太陽光発電+電気自動車

太陽光発電にはいくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 太陽光発電の導入によって電気代節約や売電の効果が得られる=長期的に考えるとメリットに繋がる
  • 2023年には電気代の高騰が問題視されるのに伴い、太陽光発電システムを導入し電気代の負担を和らげることができる
  • 太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入すれば、停電などのトラブルが起きた際に予備電源として活用できる(より効率よく電気を使うためには太陽光発電システムと蓄電池はぜひセットで取り入れたい)
  • 太陽光発電システムは電気自動車とも相性抜群
  • 電気自動車を使っている人が新築の住宅にソーラーパネルを設置すれば、電気代とガソリン代をダブルで節約できる
  • 環境負荷の軽減に繋がる
デメリット
  • 設置費用がかかってしまう
  • メンテナンスの費用がかかってしまう
  • 施工会社選びを慎重にしないと詐欺や施工が不十分な可能性がある

快適な暮らしをクリーンエネルギーで叶えたいとお考えなら、ぜひこれらのシステムをセットで導入してみましょう。

完全バリアフリー住宅の需要は高い

超高齢化社会を迎えた日本では近年、完全バリアフリー住宅の需要が高まりつつあります。

完全バリアフリー住宅

例えば住宅内から段差をなくし、通路を広々と確保するだけでも生活の利便性は飛躍的に向上します。また、スロープや手すりをつけたり、自動点灯のフットランプを取り入れたりするのもいい方法です。

最近では住宅内で起きるヒートショックが問題視されています。室内の温度差によるトラブルを防ぐために、冷暖房や換気設備を適切な場所に設置することも肝心です。
住宅を建てるときには、現在だけでなく数十年先のライフスタイルまで見越しておく必要があります。フラットなバリアフリー住宅が流行している背景には、「将来にわたって家族全員が快適に暮らせるように」という願いが込められているのかもしれません。

壁面を取り払った広々のLDKがおすすめ

流行している住宅の間取りの1つに、オープンな広いLDKが挙げられます。

オープンな広いLDK

かつての住宅はリビングとダイニング、キッチンをそれぞれ壁で仕切って独立させるスタイルが一般的でした。これに対してオープンLDKとは、リビングからダイニングとキッチンまでを仕切らずに1つの空間として考える間取りです。

オープンなLDKは視界が広がるため開放感があります。また、壁が取り払われているので窓からの光が部屋全体に届きやすく、部屋のどこにいても明るさを感じられます。

家族間のコミュニケーション

オープンLDKには家族間のコミュニケーションが取りやすいという魅力もあります。例えばキッチンで家事をしているときにも、リビングにいる子どもと隔たりなく会話ができます。子どもが遊んでいるときや勉強をしているときにも目が届きやすく安心です。

あちこちに扉がない間取りなら、家事や移動にも負担がかかりません。重い荷物を持って移動するときや料理を運ぶときなどにストレスを感じにくいのも、オープンLDKを選ぶメリットです。

共働き、ダブルワークなど日々忙しく過ごしており、家事に十分な時間を割けないという方もいると思います。多忙な方には、家事が楽になるオープンLDKの間取りがおすすめです。注文住宅の間取りを考えるときには、空間を上手に活用した広々LDKをぜひ取り入れてみましょう。

高気密高断熱住宅はコロナ対策にもなる

アフターコロナと呼ばれる現代において、高気密・高断熱住宅の需要も大きく高まっています。
高気密住宅とは、窓や扉、壁や天井に外部との隙間がほとんどない、気密性の高い家のことです。気密性が高い住宅には屋外の湿気や汚れた空気が侵入しにくいため、ウイルスやカビの増殖を効果的に抑制できます。
高断熱住宅とは断熱材や断熱窓を使って断熱性能を高めた家のことをいいます。断熱性が高い住宅は、夏は涼しく冬は温かい状態が続くため快適に過ごせます。
2023年以降に戸建てを建てるのなら、アフターコロナを意識しておくのがおすすめです。清潔な暮らしを実現できる高気密・高断熱住宅はニューノーマル時代の有効な選択肢といえるでしょう。
また、高気密・高断熱住宅には防音効果が高いという嬉しい効果もあります。近所の生活音を気にせず室内で静かに過ごしたい方にも、高気密・高断熱住宅が向いています。
ほかに、コロナ対策として玄関のすぐそばに手を洗える水道を設置するケースや、万一の罹患に供えて備蓄専用の収納スペースを設けるケースも増えています。

まとめ

この記事では、2023年に流行している戸建てのスタイルについて詳しく紹介してきました。
最近では少子高齢化やコロナ禍の影響で多くの方のライフスタイルに変化が生じています。これから戸建て住宅を建てるのなら、ニーズの高い間取りや設備をぜひ取り入れてみましょう。
今井産業株式会社では、住宅に関する幅広いご相談に応じております。
どんな住宅を建てようかと悩んだときには、住まいのプロが多数在籍する今井産業までぜひお問い合わせください。