どっちがいいの?一軒家かマンション、決める際のポイント7選!
2023.08.05
技術・性能
持ち家の購入を検討する際に、まず考えるポイントは家を一軒家にするのか?マンションにするのか?という点だと思います。 今回は持ち家を一軒家かマンションのどちらにするのか決める際のポイントを7つご紹介したいと思います。
ポイント1:家のデザインにはこだわりたい?
自分の家を持つとなったら、やはり家のデザインにはこだわりたいですよね。 壁紙や内装など、デザインにこだわりたいのはもちろん、家の間取りやキッチンの高さ・広さといった機能、収納スペースの大きさや場所など、住宅のデザインや設計で考えるべき点はいくつもあります。
マンションだと間取りや収納スペースの場所、キッチンの広さや性能などは決まってしまっていることがほとんどですが、戸建ての住宅では、これらを自由に決めることができます。 キッチンを広くとって、お料理を楽しめるようにしたり、リビングを広くして家族の団欒スペースをたくさん確保したり、荷物が少なければ収納スペースは小さめにするなど、各家庭や個人の好みに合った住宅を設計することが可能です。 また家の材質には木材やコンクリートにもいろいろな種類がありますが、素材にこだわって、好みに合わせた快適な空間を作ることができるのも、戸建てならではと言えるでしょう。 外観もマンションでは、個人が自由に変更することはできませんが、戸建てでは、自分好みの外観の家を持つことが可能です。 家を持った後も、リフォームなどでカスタマイズや変更がしやすいのも、戸建て住宅のメリットの1つと言えるでしょう。
ポイント2:ペットは飼いたい?
最近は、ペット飼育可能なマンションもありますが、近隣の家との距離が近いマンションでは、近所の住民とのトラブルの原因になることもあるようです。 また、戸建ての家には庭をつけてペットを遊ばせたり、運動させるスペースを取ることも容易ですが、マンションだとどうしても室内の限られた空間になってしまうので窮屈に感じてしまう可能性があります。 ペットを飼いたい人、動物が好きな人は、戸建てにして、初めからペットを飼う前提でそのためのスペースを作ることも可能です。 もしペットと快適に暮らすためには、長い目で考えても戸建ての方が良いのではないでしょうか。
ポイント3:音は気になる方?
マンションでは隣の家との距離がどうしても近くなる上、上下の階の家との距離も考えなければいけません。 自分たちの家が最上階でない場合は、上の階の住人の足音や物音などが気になることがあるかもしれませんし、自分たちも下の階の人の騒音とならないよう一定の気を遣って生活する必要があります。 特に楽器の演奏が趣味などの場合は、ペット同様、近所の家との距離が近いマンションの方が、近隣トラブルの元になりやすいと言えます。 逆に、音に敏感な方は近所の方の生活音や楽器の演奏の音などが悩みの種になってしまうかもしれません。 自分たちのライフスタイルを考えて、戸建てとマンションどちらがいいか考える必要があるでしょう。
ポイント4:どんな場所に家を持ちたい?
マンションは都市部では数が多く、自分の住みたい立地にいくつか候補となる物件があることも多いと思いますが、郊外に行くと、自分の住みたい場所には限られたマンションしかなく、スーパーやコンビニとの距離、駅との距離などを考えると、選ぶ余地がほとんどない、ということもあるかもしれません。 郊外で数の限られたマンションの中で場所にこだわると、内装や外観、マンションの広さや間取りなど、何かしらは妥協しなければならないことも出てくるかもしれません。 戸建てでも希望の場所の土地が売られていなければ、家を建てることはできませんが、土地さえ売られていれば、ここ!というピンポイントの場所に家を建てることができ、そこに自分好みの家を建てることができるので、理想通りの家になりやすいと言えるでしょう。
ポイント5:リフォームやリノベーションを考えてる?
マンションの場合は部屋面積などの条件が固定されている点や、集合住宅のため専有部分と共用部分と分かれているためリフォームやリノベーションをしたくてもできない可能性があります。そして管理会社などに諸々確認しリフォーム、リノベーションの許可を得る必要があります。 しかし戸建の場合は大きな制約もなく、構造の変更なども可能です。もし子育てが落ち着いて暮らしに変化がある場合に戸建の方がリフォームやリノベーションを検討しやすいと言えます。
ポイント6:庭を持ちたい?
最近では庭付きのマンションもあるようですが、まだまだ数は多くないと言えるでしょう。また、住民の共有スペースに庭が設けられているマンションもありますが、これも自分の好きにカスタマイズできるものではないため、庭を持ちたいと考えている人、庭が好きな人はやはり戸建がベストな選択肢になると思います。 庭では、子供と水遊びをしたり、ペットと触れ合ったり、友人を呼んでのBBQもいいかもしれませんね。 家庭菜園を楽しんだり、庭を自分好みの植木で飾って、生活に彩りを加えるのも素敵でしょう。
ポイント7:光熱費はどうしたい?
燃料の高騰によって、光熱費が以前と比べて大幅にアップしている家庭は少なくないと思います。そんな中、少しでも光熱費が下げられる家に魅力を感じる人は少なくないでしょう。 ここで、新しい省エネ「ZEH」(ゼッチ)がキーワードになってきます。
ZEH(ゼッチ)とは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。 具体的には、太陽光発電などで家庭で使用するエネルギーをまかない、消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする、ということです。 しかし、家庭で使用するエネルギーを全て太陽光発電などでまかなうには、消費するエネルギーの量を大きく減らす必要があり、家の断熱性や設備の効率を高める必要があります。 このような高断熱の家の基準として「ZEH(ゼッチ)基準」が新たに作られ、この基準を満たした住宅が「ZEH」(ゼッチ)です。 ZEHには、光熱費が抑えられて経済的であるというメリットだけでなく、高断熱のため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるという家の快適性においてもメリットがあります。 また、太陽光発電や蓄電池の活用は、地震や台風などの自然災害の多い日本において、非常時に強いというメリットもあります。 夏の酷暑など、地球温暖化の影響が肌で感じられ、SDGsが叫ばれる今、ZEHの普及は国をあげての取り組みであり、2020年のハウスメーカーが新築する注文戸建住宅においては、約56%がZEHという結果となりました。
もちろんZEHマンションも増えてきてはいますが、自分の住みたいエリアや間取りなども考慮すると、選択肢は限られてしまうため、やはり現状、光熱費の経済性にこだわったZEHは戸建ての方が選びやすいと言えます。 ZEHは一般的な住宅と比べると、やはり値段の高いものとはなりますが、条件を満たしたり、対象期間内に工事を行うことで、国や自治体の補助金を活用することも可能ですし、減税などの優遇も受けられます。 その後のランニングコストの低下も考えると、検討してみるべき内容でしょう。 そして何より一生ものの住宅、人生の長い時間を過ごす自宅が快適なものになり、災害などに強くなって安心感のある場所になることで、より生活そのものの満足度が高まることは非常に大きな魅力と言えるでしょう。
まとめ
家のデザインや機能にはこだわりたい!やっぱりペットは飼いたいし、庭も欲しい!家では楽器の演奏を気兼ねなく楽しみたい!そんな人にはやっぱりマンションより戸建てがベストな選択肢になるでしょう。 今井産業の「エコ住宅」はZEHの基準を超える省エネ性の高い家を建てることを目標にしています。 住宅はやっぱり自分の理想通りの戸建てにしたい方、ZEHの戸建てに興味をもった方は是非今井産業にお気軽にご相談ください。